「おーい太郎、こん前ホームランば打ったとってな」「こら花子、そがんずんだれた格好ばすんな』

こんな会話が交わされる地域社会創り、これが私たちWillDo(ウィルドゥ)の原点です。

ちょうど相浦日野地区が佐世保世初めての総合型スポーツクラブの創立準備をしているところ、中央地区でもPTAを中心に地域・学校の代表の方にも入っていただき準備委員会を発足いたしました。
中央地区はご承知の通りドーナツ化減少、少子高齢化で子どもたちの数が減り、中学の部活でも種目数の削減など、子供たちを取り巻くスポーツ環境は悪化している事に私たちは危機感を持っていました。

それでこの総合型を通して、昔私たちが子どもの頃町内ごとにソフトボールのチームがあり、近所のおじさんが監督をしてワイワイやっていたような地域づくりができないものかというのがそもそもの出発点です。

それから二年、平成十七年の十一月十九日に旧戸尾小学校校舎内にアスレチックジム(サーキットトレーニング)、スタジオ、卓球室、講座室を備えた総合型スポーツクラブWillDo(ウィルドゥ)が誕生いたしました。

ウィルドゥの経営コンセプトは「とにかく明るく清潔な笑顔」「お手ごろ価格で品質しっかり」を揚げています。この二点は自立して運営するためにも一番大事なことだと思います。

私は今までに本格的なスポーツをやったことがありません。もちろんPTA活動をやっている中で、体育館でいろんな団体の方がスポーツを楽しんでいらっしゃるのは知っていましたが、「あの~、初めてなんですが入れてもらえますか?」なんて言う勇気はありませんでした。また、他のクラブと比較することもできません。

レストランのように、わかりやすいお品書き

会費や活動日時、人間関係はどうかなんていうことも心配しなければなりません。やめる時もややこしそうだなという心配もでてきます。

私はスポーツをやっていない普通の人がスポーツに簡単に親しめない理由はこういうところにあるのではないかと思います。それではどうしたらいいのだろうと考えた結果、お品書きを作ることだと考えました。例えばレストランに行くにしても値段がわからないところは怖くていけません。入口を入って予想外に汚いところだったらがっかりします。

普通の人が安心していけるところはメニューがあってお値段お手ごろ、また値段い割には味はしっかりしている清潔なお店ではないでしょうか。

私たちはそういう思いでこのウィルドゥを創りました。

今はまだメニューの数が少ないのですが、これからもっと増やしたいと思います。例えば、シーカヤックや乗馬など、いったいいくらかかるのか、どこに行けばいいのかわからないという種目や、学校の部活では時間的な負担が大きそうなのでスポーツをやっていないという子どもたちの為のスクール。

あるいはもう既にスポーツをやっていらっしゃる団体に私たちの中に入ってもらって市民に広く開放してもらう種目、本格的なトップアスリートを育てるような種目など夢がふくらんでいきます。もちろんスタジオ種目ももっと充実させたいと思います。

ぜひ一度体験に来てください、いっしょにスポーツを楽しみましょう。

また運営に参加できる方、指導をしていただける方も大歓迎です。
ご一報いただきましたらご説明に飛んでまいります。
かく言う私は、オープン以来卓球にはまり込んでいます。こんなに面白いとは思いもしませんでした。
今年は卓球とサーキットで10キロ減が目標です。やせたいあなた、ぜひごいっしょに!